「断片的なもの」たち
ここ数日、本当に偶然なのだが、世の中の断片的なものに思いを馳せるものに繰り返し出会った。 列挙すると 岸政彦著「断片的なものの社会学」を読んだこと 霧島アートの森で開催中の「島は、山。」展を観に行ったこと つなぎ美術館で開催中の「熊本から宮城へ 水曜日の消息展」を見に行った...
現代アートを一旦ほどいて紡ぎなおす対話
実はこの7ヶ月、 Tokyo Art Research Lab の 「思考と対話と技術の学校」 というアートプロジェクトの担い手を育てる学校の 「言葉を紡ぐ」 という講座を受講していました。 今回、修了課題としてアートプロジェクト(現代アート)を語る小説風のものを書きました...
横浜トリエンナーレ感想
「接続性」と「孤立」というのが横浜トリエンナーレ2017に通底するテーマである。 今までのヨコトリは毎回アーティスティックディレクターを選出していたため、その個性が強く感じられたが、今回は複数名のディレクターや構想メンバーなどが関わりテーマやアーティストを考えるという新しい...
神勝寺
臨済宗建仁寺派 天心山 神勝禅寺というところに行ってきました。 昨年ここに神勝寺 禅と庭のミュージアムと題された施設が完成しました。 目玉は現代アーティスト名和晃平の作品です。 現代アートファンの一人として名和晃平作品を観に行こう、ぐらいの軽い気持ちで行ったのですが、想像以...
大三島
あー、どうしよう。出会ってしまった。 訪れたのは愛媛県今治市の大三島。広島経由で行くとしまなみ海道を渡って1時間ほどのところです。 一番行きたかったのは今治市伊東豊雄建築ミュージアム。 六角形が印象的な小さなミュージアムでした。てっきり伊東豊雄のかつての作品とか、スケッチと...
笠岡市立カブトガニ博物館
先日、岡山県の笠岡市にあるカブトガニ博物館に行ってまいりました。 こちらのHPにブログがあって定期的にカブトガニ情報が更新されているのですが、これがなかなかに詳しい&カブトガニ愛に満ちており、絶対熱心な学芸員さんがいるんだろうなと感じさせるものでした。...