「断片的なもの」たち
ここ数日、本当に偶然なのだが、世の中の断片的なものに思いを馳せるものに繰り返し出会った。 列挙すると 岸政彦著「断片的なものの社会学」を読んだこと 霧島アートの森で開催中の「島は、山。」展を観に行ったこと つなぎ美術館で開催中の「熊本から宮城へ 水曜日の消息展」を見に行った...
「タロウのバカ」感想
良い作品とは何か? その答えは無限にあるけれども、ここで一つ「見終わった後に、まるで喉に刺さった魚の小骨のように引っかかって、ずっとずっと気になってしまうもの」という定義を与えたい。 賛否両論を巻き起こしているという本作だが、賛の人にとっても否の人にとっても、ずっと心に引っ...